FC2ブログ

心棒作りと吹き漆。 ついでに金継ぎ

2011年02月20日 22:15

木彫におこす時やイメージをつかむ為に毎回二分の一の粘土原型を作る。
何時もは170センチ前後なので原型の心棒は流用してきた。
今回は180センチを想定しているので一から作り直しした。 

針金に棕櫚縄を巻いて粘土をつけやすくかつ剥離防止の効果も期待して行うのだが、その巻く作業が結構手が痛くなる。
 普段使わない皮膚だから薄く、すぐ赤くなってしまう。


心棒作りと並行して木の器に吹き漆を施した。


110220_1318~01

黒いものは鉄漿染をほどこしてみました。
楠はタンニンが少ないので柿渋を何度か塗りその柿渋のタンニンで釘とお酢でできた酢酸第二鉄(鉄漿)で染め上げるという手順を行うと楠でも黒く染まります。

赤いほうは弁柄(酸化第二鉄)に柿渋を混ぜたものを塗っています。
弁柄だけだと色が落ちてしまうので柿渋を混ぜると色落ちもせず、
漆の量も抑えられ吹き漆した時の漆の吸い込みによるムラをなくすことを期待して行いました。

一回目の拭き漆が終わり簡易室に入れて乾燥させます。
この時期気温も湿度もなかなか安定しなく乾燥まで時間がかかりそうですがこの作業を出来をみて後3~4回繰り返し任意の艶までもっていきます。

漆が余ったので萩焼の湯呑みの金継ぎをやってみた。
拭き漆と違って接着に使った麦漆は乾燥するまでだいぶかかるのでゆっくりゆっくり見守っていく必要がありそうです。


スポンサーサイト



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://studio575.blog21.fc2.com/tb.php/536-93067f90
    この記事へのトラックバック

    最近の記事