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届け!!多くの手に

2007年11月23日 09:38

久しぶりに本の紹介です。

幽霊人命救助隊 (文春文庫 た 65-1) 幽霊人命救助隊 (文春文庫 た 65-1)
高野 和明 (2007/04)
文藝春秋
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タイトルだけみたらあんまり触手が伸びるような作品には思えないけれど、一度読み始めたら一気に読める作品です。
自殺によって命を落とした年齢も生きた時代も全く違う4人が49日間で100人の自殺志願者を手当たりしだい救う贖罪の物語。
重たいテーマをコミカルに表現し多くの人に読みやすい構成になっています。

解説に養老孟司氏が読了後この作品に魅かれる事がなかったら、誰かにこの本を渡そう。何時かはこの本が一番輝く読者に届くだろうと。

本を読むということは自分の中に無い自己を客観的に表している言葉を探す旅であると思う。この本の中にはそんな自己を客観的にあらわしている言葉が内包しています。


この本の後半に人命救助隊員がこんなことを言っていました。

「未来が定まっていない以上、すべての絶望は勘違いである」

この言葉に出会える人が多ければいいなと思います。



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