2013年05月27日 21:32
昨日無事にGAM展終了しました。

奉公が終わって地元に帰る時に購入しかれこれ10年以上にわたって活躍していた彫刻刀研磨機がコンセント付近でパッチッとなって動かなくなった。
製造元に電話しても出なかったし、モーターの故障だと思ったので自分で新しいモーターに乗せ換えてみた。

新しいモーターに変えたことと、普段届きにくいところのメンテナンスをした事によって運転音が小さくなった。
独立してから平刀以外はほぼ機械で研ぐことになっていたので、一つ一つ手研ぎを行うと機械研ぎと比べ時間が掛かり過ぎて仕事にならなかったので助かる。
個人的な意見だけれど、いい鋼を使った刃物は素晴らしい切れ味を約束してくれるけれど、もっと大事なのはこまめに研ぐという事。
大工さんなんかは道具に拘る人が多いけれど、彫刻の場合の刃物は道具というより手先の延長的な要素が強い。
素晴らしい鋼を使いこだわりの職人が仕込み、フラットな面を求め、こだわりの砥石で鏡面まで近づけた刃物より、そこそこの刃物をこまめに研ぎ大胆に酷使して使う道具の方が彫刻をする人にとってのよい刃物なんかじゃないかと思う。 道具じゃなく手足なのだから。

奉公が終わって地元に帰る時に購入しかれこれ10年以上にわたって活躍していた彫刻刀研磨機がコンセント付近でパッチッとなって動かなくなった。
製造元に電話しても出なかったし、モーターの故障だと思ったので自分で新しいモーターに乗せ換えてみた。

新しいモーターに変えたことと、普段届きにくいところのメンテナンスをした事によって運転音が小さくなった。
独立してから平刀以外はほぼ機械で研ぐことになっていたので、一つ一つ手研ぎを行うと機械研ぎと比べ時間が掛かり過ぎて仕事にならなかったので助かる。
個人的な意見だけれど、いい鋼を使った刃物は素晴らしい切れ味を約束してくれるけれど、もっと大事なのはこまめに研ぐという事。
大工さんなんかは道具に拘る人が多いけれど、彫刻の場合の刃物は道具というより手先の延長的な要素が強い。
素晴らしい鋼を使いこだわりの職人が仕込み、フラットな面を求め、こだわりの砥石で鏡面まで近づけた刃物より、そこそこの刃物をこまめに研ぎ大胆に酷使して使う道具の方が彫刻をする人にとってのよい刃物なんかじゃないかと思う。 道具じゃなく手足なのだから。
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