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木端の形

2012年02月22日 21:15

干支の見本を制作。
形状からいってざっくりしたフォルムになるのだけれど、木端を見ると彫刻屋の出す木端じゃないね。

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茗荷谷の猫 (文春文庫)茗荷谷の猫 (文春文庫)
(2011/09/02)
木内 昇

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幕末から昭和初期までの時代を順に追っていった連作短編集。

9編からなる作品全ての東京に暮らす市井の人達。
その市井の人達が極薄くつながってその時代なりに生活していく様が文体の静かさも相まって何とも言えない味わい深さがる。

ここ最近個人的に考えている「もののあわれ」というもののに何か引っかかった感じがして、
久しぶりにいい本に出合った感がした。
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バッテリー上がり

2011年07月14日 21:50

伊勢の干支守が時間がかかりすぎて予定が立てにくい。
頑張って手順を最小限にしても時間短縮はあまり望めないなあ。

そんな若干の焦りを感じつつ自宅に帰ろうと車に乗り込む。
うんともすんともいわない。
人生初バッテリー上がり。
23時をまわっているしどうしたものかと思っていた。
そこで思い出したのは発泡スチロールカッターを作った時のバッテリーが車用のものだということに。
車のバッテリー同士でやるものより時間はかかるが何とかなるものだ。





眠れぬ真珠眠れぬ真珠
(2006/04/27)
石田 衣良

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石田衣良の恋愛小説。
恋愛小説の帰結は大体2種類で別れるか別れないか。

石田衣良の描く恋愛モノって以前は男目線で男がこうであってほしい女性の形が強く出ていてイマイチ魅力的ではなかったのだけれど、今回の作品の主人公は45歳の更年期を迎えた職業美術家。
この主人公が実に女性の思考で作られていて女性には共感をもつ人物になっていると思う。

話としては中盤までは若干退屈さもあるが主人公の内面が形作られていくうちになかなかおもしろくなっていく。

作品の帰結の形には賛否あるかもしれないけれど読了感はなかなかいい。

齢を重ねると心が硬くなっていくけれど、この作品を読むと若干心が柔らかくしたくなる作品です。








アジア人としてNBAで最も高みに登ったヤオ・ミン選手が引退を発表した。
動けるし、3ポイントなんかも上手くシャックが剛のセンターならヤオ・ミンは柔のセンター。

ヤオ・ミン無き後、ここまで活躍するアジア人選手が出るのだろうか。
日本人では難しいだろうから中国頑張ってほしい。

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駅伝好きですか

2010年12月25日 23:29

ここ最近若干時間に融通がきくようになってきて未読の積み本の中から適当に読んでみた。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)
(1999/03)
岡本 太郎

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少し今の時代とマッチしていないところはあるものの岡本太郎の熱量の多さは十分伝わってくる。
個人的には一連の岡本太郎の著作に影響されているような創作者にはあんまりシンパシーを感じないなあ。



風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)
(2009/06/27)
三浦 しをん

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小さなころから我が家ではマラソンと駅伝が好きで今は無くなったけれど録画してまで観るほど好きな家で正月の箱根駅伝とニューイヤー駅伝は正月を実感する一番のコンテンツとなっています。

「風が強く吹いている」は寛政大学一年の蔵原走、四年清瀬灰二を中心に2人が住むオンボロ寮 竹青荘に済んでいる10人が箱根駅伝を目指す小説。

素人が一年足らずで箱根駅伝に出るといった荒唐無稽な話なのはどうなのかと思うが、走るという単純な運動行為のうつくしさ、駅伝という特殊な競技のおもしろさなど読んでいて心地よい。

読んだ後は自分も風が強く吹いているのを感じたくなりランニングシューズを買おうか真剣に考えるくらい走りたくなる小説です。

コンビニ

2010年10月27日 22:45

バンドソーのタイやのゴムがバラバラに壊れた。
部品が到着するまで2週間。
干支の木取りは壊れる前に済んでいたので大事に至らなかったのでよかったですが木取り前だと考えると冷や汗ものです。



俺のコンビニ (メディアワークス文庫)俺のコンビニ (メディアワークス文庫)
(2010/08/25)
峰月 皓

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大学を出たての青年が能登半島にある実家の商店を色々な問題に悪戦苦闘しつつ、コンビニを立ち上げていくお話。


普段何気なく利用しているコンビニ開店までの苦労が見えアルバイトを雇うという苦労、バイト募集に集まった高校生たちの成長具合など、個人的に好きな青春モノぽさもあり文体もライトで読みやすい。

残念なのは後半がちょっと駆け足な感じがして読者としては物足りなさが残る。











アトリエの前の交差点は交通量に反して信号がない。
道路の拡張延長工事を10年前からちまちま行っていて全線未完成なので信号の設置が滞っている。
そんなことから頻繁に衝突事故が起こる。 それも日暮れ時。西日がちょうど反射して車の認識が遅れることによる出会いがしらの事故ばかり。
運転手の不注意が原因だが行政の公共事業に対する予算の配分がよろしくないのも大きな原因だ。

死亡事故が起きる前に早急な対応をしてほしい。

運転中道路わきにある花束をみる度にやりきれない気分で交差点の事をかんがえてしまう。

ちゃんとした食事とおばあちゃん

2010年07月03日 21:53

積み本の中に長い事放置されなかなか読むことが出来なかった本

料理歳時記 (中公文庫)料理歳時記 (中公文庫)
(2002/09)
辰巳 浜子

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作者の辰巳浜子さんは明治生まれの日本における料理研究家の草分け的存在で辰巳芳子さんは娘にあたります。

歳時記なので季節ごとの旬の食材を使った料理を紹介しているわけですが、明治生まれのちゃんとした人の文体がとても心地よく、料理の本としての魅力とちゃんとしたおばあちゃん像が文に内包されている感じが抜群にいい。

この本の読み方としては一日一食材分だけ読み進めると一番いいのではと思う。

この本を読んでこの夏食べてみたくなったのは「滝川豆腐」

あんまり頻繁に食べた記憶がないけれど辰巳浜子さんの紹介を反芻しながら食べてみたい。



読んで損なし間違いない。

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